本を読みたいけど、選び方が分からない
効率よくアタリの本を見つけたい
読む本を取捨選択したい
今回はそんなあなたに、私が実体験を元に編み出した本の選び方と良書を見つける4つの基準をお伝えしたいと思います。
この記事を読むことで、本を選ぶのに失敗することが減り、きっと自分に合った良い本を楽に見つけることができるようになりますよ。
記事を書いたのは、次のような者です。
年間200冊以上読む読書家。
本代や自己投資費のためのポイ活を実践し、毎月5000円以上を趣味費として確保しています。
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本選びの失敗あるある、なぜ良い本が見つからないのか
実は、良い本が見つからない原因の多くは、「本選びの段階」にあります。
ここでは、よくやってしまいがちな「本選びの失敗あるある」を3つに厳選してご紹介します。
① 本を読む目的が曖昧
本選びで最も多い失敗が、「なぜこの本を読むのか」という目的がハッキリしていないことです。
- 「なんとなくビジネススキルを上げたいから」
- 「みんなが読書が良いと言っているから」
このような曖昧な理由で本を開いても、1年後には書いてあることを全て忘れてしまいます。
私も理由なく「七つの習慣」を読んで、習慣を一つも覚えていなかったことがあります。
今の自分が抱えている課題や、知りたいことを明確にしてから本を選ぶのが、失敗を避ける最大のコツです。
② 流行に乗っかっている
「SNSでバズっていたから」「ビジネス書ランキング1位だったから」という理由だけで本を選ぶのも、よくある落とし穴です。
もちろん、流行している本にはそれだけのクオリティや魅力があります。
しかし、「世間で流行っている本」が「今のあなたに必要な本」とは限りません。
- 話題のAI活用の本を買ったけれど、自分の今の作業には全く関係なかった
- インフルエンサー絶賛の自己啓発本を読んだけど、精神論ばかりで肌に合わなかった
「流行に乗るため」の読書は、一見有意義に思えて、実は貴重な時間とお金を浪費してしまう原因になります。
この失敗を回避するコツは、要約サイトなどで要約を確認してから、さらに詳細を知りたい場合にのみ本を読むことです。
私は「GIVE&TAKE」はこの方法で読みました。
この本の成功するギバーという考え方は、今の私の考え方に大きく影響を与えています。
③ 難しすぎる本を選んだ
「せっかく読むなら、中身の濃い名著や専門書に挑戦しよう!」と、背伸びをして難解な本を選んでしまうのも失敗あるあるです。
モチベーションが高い時ほど、難解な本を手に取りがちですが、多くの場合は挫折します。
まずは、イラストや図解が多い入門書や、少し物足りないと感じるくらいの難易度の本からスタートしてみましょう。
私も過去に渋沢栄一の「論語と算盤」を読もうとして、難解すぎて挫折したことがあります。
そのときはマンガで読める論語と算盤から始めました。
分かりやすい本からステップアップしていくのが、結果として一番の近道になります。
読むべき良い本とは何か
良い本とは、読んだ後で自分の価値観・生活習慣に変化をもたらし、良い影響を与えてくれるものだと思います。
本を読んだけど、何も変わらなかった場合、読んだ意味が無いからです。
たとえば私は『夢をかなえるゾウ』を読んで、29個の教えのうち2つを実行しました(他の本を読んですでに実行していたものが7つあった)。
少しだけど変わることができたので、私にとって読む価値があったことになります。
自分に良い影響を与えてくれる本を選べるといいと思います。
「失敗しない本の探し方」2大アプローチ
私は知りたいジャンルについてのベストセラー本から読んでいます。
多くの人から高く評価されるということは、それだけの理由があるはずだからです。
実際、私の経験上、ベストセラー本は良書であることが多かったです。
ベストセラー本は次のようなやり方で見つけます。
アプローチ1:Google × Amazonの掛け合わせで「打率」を上げる
私が読む本の半分以上は、この「GoogleとAmazonを掛け合わせる方法」で見つけています 。
ネットの膨大な情報の中から、効率よく確実に「アタリの本」を引き当てるための4つのステップです。
ステップ①(キーワード検索)
まずはGoogleで自分が今気になっているキーワードで検索し、検索結果の上位3〜5個の記事をチェックします。
「節約レシピ 本」「筋トレ 本」「コミュニケーション 本」など。
「筋トレ 初心者 本」のようにワードを3つ繋げると、さらに自分に合った本が見つかりやすくなります。
ステップ②(共通項の抽出)
それぞれの記事を読みながら、「複数の記事で何度も紹介されている本のタイトル」をメモしていきます 。
複数の書評ブログやまとめ記事で名前が挙がる本は、「定番の良書」である確率が高いからです 。
ステップ③(Amazonレビュー深掘り)
メモした本のタイトルをAmazonで検索し、レビューをチェックします。
ここで大切なのは、星の数を見るだけでなく「どんな内容か」「今の自分に適しているか」をじっくり考えることです。
ステップ④(関連書籍の芋づる式検索)
さらに、Amazonの「関連書籍(この商品を買った人はこんな商品も買っています)」の欄をチェックします。
そこからレビュー数が多く、高評価のベストセラーをさらに探し、レビューを比較しながら自分に最適な1冊へと絞り込んでいきます 。
この方法を使えば、個人の主観だけに頼らず、「世間の評価(Google上位)」×「読者の本音(Amazonレビュー)」という2つのフィルターを通すため、本選びの打率を圧倒的に高めることができます。
アプローチ2:他人のフィルターを通して「未知の良書」に出会う
先ほどの方法(アプローチ1)は非常に効率的ですが、一つだけデメリットがあります。
それは、自分の趣味を元に選ぶことで、「自分の好きな、似たような本ばかり選びやすい」ということです。
自分の意見を肯定してくれる本を読むのは心地よいものですが、そこからの新しい学びは少なくなってしまいます。
だからこそ、あえて「他人のフィルター」を通して、自分の既存の知識の範囲外にある本を選ぶことが重要になります。
好きな有名人の愛読書を探す
自分が目指す方向性や、価値観が似ている有名人が過去に紹介していた本を探してみましょう。
憧れの人が血肉にしている本は、今のあなたにとっても強力なバイブルになる可能性を秘めています 。
例えば、私は今度、大谷翔平選手の愛読書「運命を拓く」を読んでみようと思います。
「本を紹介する本」を読んでみる
著名人が書いた書評集などをあえて読み、その中から気になったものを選びます。
「本を紹介する本」を書く人はたくさん本を読んだ人です。
たくさん本を読んだ人が厳選した本は、価値がある可能性が高いです。
こちらの本では、現代人の人生の指針となる古典50冊が紹介されています。
AIに質問してみる
AIに今の悩みや目標、現状を伝え、本を提案してもらいます。
少し前までAIは存在しないばかり本を教えてきたり役に立たなかったのですが、最近ではきちんと本を紹介してくれるようになりました。
たまに存在しない本も紹介しますが、これから精度が上がっていくでしょう。
このアプローチ最大のメリットは、「自分ひとりでは決して選ばなかったであろう未知の領域の本」にたどり着けることです。
読書の幅を広げ、自分の価値観を大きくアップデートしたいときは、ぜひこの「他人の視点」を借りて本を探してみてください。
【初心者向け】自分に合う1冊をクリティカルに選ぶ4ステップ
ステップ1:まず「本を読む目的」を明確にする
本を選ぶ前に、まず「今の自分が本に何を求めているのか」という目的をハッキリさせます。
本は、あなたの目的に合わせて以下のようにジャンルを使い分けるのが正解です。
- 悩みを解決したいとき ⇒ 『実用書』(例:節約レシピ、片付け術など)
- スキルアップしたいとき ⇒ 『ビジネス書』(例:仕事術、マーケティングなど)
- 価値観や視野を広げたいとき ⇒ 『ノンフィクション・教え・教養本』
- 息抜きやリラックスをしたいとき ⇒ 『小説・エッセイ・漫画』
「今の自分は、勉強したいのか? それとも楽しみたいのか?」を自問自答し、読む目的を1つに絞ることからスタートしてください。
ステップ2:自分の「知識レベル」に合わせた難易度にする
目的が決まったら、次は「自分の今の知識レベル」に合った難易度の本を探します。
- NGな例:マーケティングを学びたいからと、いきなり『コトラーのマーケティング管理論(超難解な専門書)』を読む
- OKな例:まずは『マンガでわかるマーケティング』や、図解メインの薄い入門書から読んで基礎をつかむ
見栄を張らずに、少し物足りないと感じるくらいのレベルから入るほうが、結果として挫折せずに知識を効率よく吸収できます。
ステップ3:目次と「はじめに」「おわりに」をチラ見する
気になる本を見つけたら、購入前(または読み始める前)に、必ず「目次」と「はじめに」「おわりに」の3箇所を見てみます。
実は、この3つをチェックするだけで、その本の全体像(フレームワーク)や、著者が一番伝えたい結論(コアとなるメッセージ)がほとんど分かってしまいます。
また、ここを数ページ読むことで、「著者の文章のノリ(文体)が自分に合うか」「スラスラ読めそうか」という相性を肌感覚で判断することができます。
ここで少しでも「読みにくいな」と感じたら、その本はそっと棚に戻してOKです。
ステップ4:Amazonの口コミは「評価の理由」を参考にする
ネットで本を買うとき、多くの人は「レビューの平均点(星の数)」だけで判断しがちですが、これだけではミスマッチが起こります。
本当に参考にするべきなのは、星の数ではなく、なぜその評価なのかです。
たとえば低評価レビューを見るときは、単に「つまらなかった」という感想ではなく、「どんな人に向かなかったのか」という具体的な理由をチェックします。
- 「初心者向けすぎて、すでにある程度知識がある自分には物足りなかった」
- 「理論ばかりで、具体的な実践方法が書かれていなかった」
このような低評価の理由が、もし「初心者の自分にとっては、むしろ分かりやすそう!」「まずは理論から知りたかったから問題ない!」と思える内容であれば、その本はあなたにとって「買い」の1冊になります。
事前のミスマッチを防ぐために、他人の視点も賢く活用しましょう。
本のハズレを引いてしまったときの「損切り」マインド
どれだけ慎重に本を選んでも、“ハズレ本”に出会うことはあります。
そんなとき、多くの人は「せっかくお金を出して買ったんだから、最後まで読まなきゃもったいない」と考えがちです。
しかし、その我慢は無駄な我慢です。
本を無駄にしないために必要なのは、投資と同じ「損切り」のマインドセット。
その具体的な考え方を2つご紹介します。
3分の1を読んで合わなければ、途中で閉じてOK
「せっかく買ったから」とつまらない本や難しい本を無理に読み進めると、読書の進みが遅くなるだけでなく、読書自体が嫌になってしまうこともあります 。
時間は有限であり、人は本を無限に読むことはできません。
合わない本に貴重な時間とエネルギーを奪われるくらいなら、サッと途中でやめる選択(損切り)をしましょう 。
途中でやめることは、決して悪いことではありません。
「今の自分にはタイミングが違っただけ」と割り切って、次の新しい1冊に時間を投資しましょう。
すべてを完璧に読もうとせず「つまみ食い」をする
本を開いたら、最初から最後まで一言一句すべてを完璧に読む必要はありません。
自分に関係がある部分だけを効率よく吸収すればいいのです。
目次をじっくり眺めてみて、自分に必要な章や、目次読みで気になった部分だけを狙って読む「つまみ食い」もありです。
- 「この章のノウハウだけは、明日からの仕事ですぐに使えそう!」
- 「ここにある1つのアドバイスだけで、長年の悩みが解決した」
極端な話、200ページある本の中で、たった1ページでもあなたの価値観や生活習慣に変化をもたらす素晴らしい言葉に出会えたなら、その時点でその本の元は十分に取れています 。
「全部読まなくてもいい」というマインドセットを持つだけで、読書のハードルは驚くほど下がり、より多くの良書に出会うチャンスを増やすことができますよ 。
まとめ:今の自分に合う1冊を選んで、楽しい読書ライフをはじめよう!
最後に、今回ご紹介した「失敗しない本の選び方・探し方」の重要ポイントを振り返りましょう。
- Google×Amazonを掛け合わせる:ネット検索で複数の記事に登場する「定番の良書」をあぶり出し、Amazonのレビューで今の自分のレベルに合うかを深掘りする 。
- あえて「他人のフィルター」も借りる:有名人の愛読書や要約サービスを活用し、あえて自分の知識の枠外にある本にも触れてみる 。
- 購入前の4ステップを徹底する:読む目的を明確にし、見栄を張らずに自分のレベルに合った難易度(まずは薄い本や図解本)を選ぶ 。目次や「はじめに」「おわりに」で相性を確認し、Amazonのレビューを参考にミスマッチを防ぐ 。
- 「損切りマインド」を持つ:合わなければ途中で閉じてOK 。すべてを完璧に読もうとせず、自分に必要な章だけを「つまみ食い」する意識を持つ 。
本の選び方に、唯一無二の「絶対的な正解」はありませんが、この方法なら無差別に読むより良い本を見つけやすくなるはずです。
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